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横からちゃちゃを入れます。

株式会社竹尾ゼネラルカンパニーから金銭を授受してこのブログを書いています。この文言を即座にジョークと理解できないんだったら帰れ。

花粉症やめました。

私は、クオカード10万円分だけでけっこうです。
私、花粉症、やめましたので。


数年間サーバ運用エンジニアをやっていて、この季節は、常に恐怖でした。鼻はずるずるひどいくしゃみの連発で息苦しく、アタマは芯からぼーっとして、わけのわからないうっかりミスをやらかす。だから、細心の注意を要するサーバメンテナンス作業が恐ろしかった。一度、深夜の業務未実行状態だからよかったようなものの、全然別なサーバをシャットダウンさせたこともありましたね。そりゃあ、親を殺されたかのように怒られましたよ。何かしら業務プロセスが動いてるタイミングだったら、まちがいなくクビでしたね。

自分は花粉症だ、花粉症だから、この季節はダメなんだ。ミスを起こさないために、死に物狂いでやらなきゃダメなんだ。当然のごとく医療用マスクと一般用マスクを二重装着し、夜は妻との会話を打ち切ってさっさと寝て睡眠を十分にとり、昼はわずかでも違和感を感じたら神経質に目薬を何度も何度もさし、ヨーグルトがいいと聞けばヨーグルトを食べ、カテキンがいいと聞けば緑茶をげっぷが出るほど飲み、トイレに立つたびに鼻うがい。

そこまでしても、メンテナンス作業のたびに、精神的なプレッシャーで胃はキリキリと痛んだ。死にたい、50年後くらいに。いやちがう杉のない南の島でのんびり暮らしたい。すべての仕事を放り出して、杉のない場所に逃げたい。


…やめました。もう、そんなの疲れました。

疲れたので、私は、花粉症をやめることにしたのです。

息苦しいマスクなんか、するのやめました。目がかゆけりゃ、かゆいと思ったときに、適量目薬をさせばいい。睡眠は、もちろんちゃんと取ればいいが、大事な話を打ち切ってまで必死に寝る必要なんかない。眠けりゃ、コーヒーでも飲めばいい。ボーっとするなら、いつも以上に集中すればいい。ヨーグルトも緑茶も好きだ、でもげっぷが出るほど大量摂取する必要がどこにある。なにより、仕事のミスが怖いなら、誰かにダブルチェックしてもらえ。ミスが出てもすぐさまリカバリーができるような、万全の体制を組め。
とにかく、私は花粉症ではない。

自分は花粉症だ、花粉症患者だ。この季節はダメ人間に成り下がる、あわれな、花粉症人間なのだ。こう考えることをやめ、単に、一個一個の症状に都度現実的に対応する、そのことだけに意識を集中することにしたのです。

もう少しわかりやすくいうと、花粉症を言い訳にしない覚悟を決めた、ということです。そもそもね、花粉症だから俺はこの時期はパフォーマンスが低下するんだ、この時期の俺は、ダメ人間なんだ。などと思い込んでいるのはあなた本人だけで、周りのみなさんから客観的にみれば要するに、年中ダメ人間でございます(´・_・`)

不思議なことに、私は花粉症ではない、と心に決めたら、今年はなんだか、本当に症状が軽くなってきました。目もかゆくならないし鼻水もほとんど出ないし。そりゃボーっとはしてるけど「それもともとやん」って言われるだけのことです。おお。本当に、花粉症じゃなくなったのかもしれん。プラスの方向でもマイナスの方向でも、思い込みのパワーって恐ろしいですね。


別な言い方をすると、「7つの習慣」がいうところの”反応的”な態度を、花粉症に対してはやめてみた、ということです。どうせ花粉症だから、とか、花粉症だからダメなんだ、とか。そういう考え方をしない。

反応的な人は、その時どきの感情や状況、条件づけ、自分を取り巻く環境に影響を受ける。主体的な人は、深く考えて選択し、自分の内面にある価値観で自分をコントロールできるのである。
(「完訳 7つの習慣」より)

あなたも、そろそろ花粉症をやめてみてはいかが?