セントバレンタインの戦士たち

 

チェーーーンジ!セーーーント、バレンタイーーーン!

聖なる戦士!セントバレンタイン!彼は、バレンタインチョコレートをもらうことにより、7つの超能力を持つ、正義の戦士に変身するのだっ!

一年に一回しか変身できないじゃないですか(´・_・`)」

一年で一回で充分なのです。7つの超能力の威力があまりにも強力なので、それで全ての悪を倒せるのです。

「……一応聞いとこうか。どんな超能力があるんだ」

まず、彼女に浮気がすぐにバレます。

「あー。よくいるんだけどね。その超能力の持ち主そこらへんに(無表情」

次に、浮気がバレても「あー。バレちゃったあ。ははは。バレたから、今日はバレーータインデーだー」などととにかくダジャレが得意です。

「あー、そだねー(カーリング女子)超能力だねーそれー(白目」

あと、気が向いたら巨大ロケットで火星に愛車をぶち上げます。
「ただのイーロンマスクじゃないか!」

それ以外にもとにかくすごい超能力があるのです。とにかくすごいので、とにかくご想像下さい「まさかの投げっぱなしかよ(´・_・`)」

ところでバレンタインデーはあまりに行事として定着しすぎているのでその由来を知らない人も多いことと存じます。いい機会ですのでその由来についてご説明しましょう。昔むかしあるところにおじいさんとおばあさんが、「そのオープニングはボケようという意図がミエミエだからやめれ」。とにかく、「なにがとにかくだ(´・_・`)」そういうことなのです「どういうことだ」。

今おはなししましたように、「なんも言うてないじゃないか!」本来なら男が男にラブアイテムを堂々と送ってよい一年に一度の大切な日なのです。彦星と彦星がいろんなトコロをコッツンコする日だったのです。なのに。そこに女性がのこのこ割り込んできて男性同士のイチャイチャムフフを邪魔する嘆かわしい習慣が定着したのが1970年代後半ごろです。モロゾフ製菓の陰謀なのです「あ、そういうところはキッチリ調べて書くんだ(´・_・`)」

デマを流すときはディテールの正確さが重要だからです。そうです。当たり前じゃないですか。ウソに決まっています。なにが彦星と彦星だ。どこをどうコッツンコするというのだ。

冗談抜きで最近では逆チョコとか男子同士でチョコ送りあうとか普通になってきました。もはや女性が性的意図をこめて男性にプレゼントを渡す、という昭和のバレンタインなどどこにもないのです。なのに、未だにいわゆる非モテによるバレンタイン憎悪、などというテンプレなネット活動なども盛んなようですね。なん億年前の原始人なのでしょうか。

意識を変えましょう。チェーーーンジ!セーーーント、バレンタイーーーン!

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