横からちゃちゃを入れます。

株式会社竹尾ゼネラルカンパニーより金銭を授受してブログを書いています。この文言を即座にジョークと判断できない方はご遠慮ください。

ティプトリー・ショックというのもいいかもしんまい。

ティプトリーって、読み返すごとに発見があるなあ…。

2年ほど前に「接続された女」を読み返したとき、要するにこれはユーチューバーではないか!と驚いたんですが、しかし今考えるとバーチャルユーチューバーと言った方が正確ではないか、と。

1970年代前半に書かれた小説が2010年代の事象を鮮やかに描きだせるのはつまり、こういうSF的事象が現実に起きた時、人間はきっとこういう風に考え、こういう風に行動するにちがいない。という、社会学的人間学的な洞察の深さによるものでしょうね。

ティプトリーは幼少のころ学者の父に連れられアフリカの奥地を転々としていた結果、”めっちゃ騙されやすい残念なオトナ”に、なってしまったそうです。どういうことかというと、あまりにも奇妙、奇怪な事象。動物の不思議な生態や珍しい習俗を持つ部族、などを見聞きしすぎて、どんなあり得ないハナシにも「そういうこともあるんだー」と、受け入れてしまうっていう…コイツだろ、オオアリクイに旦那を食い殺された未亡人、とかってハナシを信じるのって(´・_・`)

ところでティプトリーといえば、作品以外にもSF史上ではティプトリー・ショック」でも有名です。

そのハードな文体と内容から、なんの疑問も持たれず男性作家と普通に誰もが考えていたティプトリー、表舞台に一切顔を出さないゆえそのまま男性作家と思われ続けていたティプトリーが、ひょんなことから女性作家であることがバレた

その当時のSF界が、どんだけ蜂の巣をつついた騒ぎになったか。

「うううウソだろーーー!こ、この内容を書いたのが、まさか、女性…!」

それほどまでに男性的な小説を書いていたのが、ティプトリーという作家です。

そういえば今でこそ「美少女アイコンのツイッターアカウントは大半が中身はおっさん」というのは常識化していますが、昔、2009年とかのツイッターでもよく”ティプトリー・ショック”が起こっていましたなあ。

「しし信じられない!この内容この文章を書いてるのが、女性ではなくてまさかの、こんなおっさん…(´・_・`)」

そんなわけでこのブログでもティプトリー・ショックを起こすべく、私のヒミツを…




私は…




実は…




「季節によって性別が変わる、地球外生命体だったのです!」
「『闇の左手』かよ(´・_・`)」

今回は終始SFネタのハナシでした。そんじゃ。

女性であることが世間に知られるようになったのは1977年のことである。(中略)骨太な作品を発表する人気作家となり、筆名が男性名なこともあり「もっとも男性らしいSF作家」と評価された。
ジェイムズ・ティプトリー・Jr. - Wikipedia