【自作自演】「引き寄せの法則」はなぜインチキか&パタリロを刃物で滅多刺し
ちょっと、シリーズで何個か記事を書きたいと思います。テーマは「引き寄せの法則」です。
「引き寄せの法則」という言葉は自己啓発本やらスピリチュアル本などでよく目にします。なのでなにやら怪しい、いかがわしいとのイメージをお持ちの方も多いと思います。引き寄せ、というからには、自分の意思ではない超自然的なチカラっぽい感じがしていかにも怪しいと。
実は、このよく言われる「引き寄せの法則」というシロモノには、ちゃんとタネも仕掛けもあるのです。その仕掛けとは、
自作自演
です。
太宰治の短編小説に、イスカリオテのユダを主人公にした「駆け込み訴え」という作品がございます。その中で、ユダは涙ながらに語るのです。この大群衆に今すぐパンを与える!奇跡起こすぜ!とシャウトするイエスの影で私は、死にものぐるいでパンを調達したと。なのにあいつはまるで自分が奇跡を起こして無から有を生じさせたように言うと。
なんつーか、イエスが群衆から喝采を浴びてる後ろで必死にバタバタ走り回って大量のパンを調達してるユダの姿を想像すると、かわいそうになります(´・_・`)
「引き寄せの法則」、それは実際に起こることです。もしあなたがその法則の効果を体験したとき驚くでしょう。うわー奇跡が起きた、本当に、いつのまにか望むコトが実現しちゃったわー、と。実はソレ、奇跡じゃないんです。裏で、死にものぐるいでパンを調達してるやつがいるんです。ただしそれは、イスカリオテのユダではありません。
それは、あなた自身なんです。
超自然的なチカラでもなんでもありません。単なる自己催眠です。
自分自身の無意識をプログラミングし、コントロールするための具体的な方法論です。これによって、”無意識にやらかす”かたちでいろんなことを自分自身にさせるわけです。いつのまにかやらかしてることなので、本人から見るといつのまにかそうなった、というかたちでいろんなことを達成できるのですが、はたから見ると
「お前…全部、自分でやってんじゃねえかよ…(´・_・`)」
「引き寄せの法則」の正体、わかりましたか?ここでこのハナシは終わりで、あとは雑談です「えっ」
パタリロのハナシをします。ある日、マライヒが自室に引きこもって悩んでいると突然パタリロが現れます。「どうやって入ってきた!」入口のドアにカギをかけて引きこもっていたのに。いわく「カギはあいていたぞ?」と。いやいやそんなハズはない。キミぜったいなんかしたろ?自分がやったことを説明してみろ。言われるがままにパタリロは自分の行動をマライヒの前で再現してみせます。秘密の抜け穴から侵入し、中から入口のカギを開け、また秘密の抜け穴から外に出て、入口にまわり、「おお カギが開いてた」。
…
…
…
…。
「開けたんだ!開けたんだ!自分で!開けたんだ!わー!わー!」
とヒステリーをおこしたマライヒに、パタリロは、刃物でめった刺しにされます。
お判りでしょうか。引き寄せの法則とは、こういうものなのです「そうなのか?(´・_・`)」
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