ガンダムの黒歴史をいくつか。
ガンダムの世界はあまりにも広すぎて、正直全ての黒歴史は到底網羅できません。
ここでは、そのほんの一部を箇条書きで紹介します。
…そもそも、「黒歴史」という単語自体がガンダム由来なんだよなあ。
- 「機動戦士ガンダム 兵器モビルスーツ」(宝島社文庫)という本を書いた円道祥之さんによると、本放送当時には
「シャアがザクで、キッカたちが遊ぶ遊園地を襲撃する」
という絵本があったらしい(!)。
シャア、ひでえ!!(笑) - 遊園地といえば本放送当時の私は、とある遊園地で、
ガンダムの着ぐるみショーを見たことがある(泣)。
生身のジオン兵が、「れ、連邦のモビルスーツです!!」と叫ぶと共に、
どう見ても等身大のガンダムが。
「ライフルを、まったく受け付けません!うわあ!」
といって、どう見ても同じ身長のジオン兵とガンダムが格闘。
「子供だましにもほどがある」と子供心に思った…。 - 本放送当時販売されていた「クローバー社製の超合金ガンダム」には、
ロケットパンチがついていたらしい(爆)。 - 実は第5話「大気圏突入」、一部のスタッフは、青くなった。
「えっ?ホワイトベースを、地球に降ろすの?!」
最初は地球に降ろす予定なかったんですがそこの所が徹底されていなかった。だもんで、あわててつじつまあわせが行なわれた。居住ブロックの、人口重力を生み出すため球面になった廊下は、地球上では構造上無理があるので、その後、描かれなくなった(爆)。あんな巨大な戦艦を空に浮かべるために「ミノフスキードライブ」なるものを搭載している、という後づけ設定も生まれた。芸が細かいのは、大気圏脱出能力があるはずのホワイトベースが、宇宙に戻れない理由付け。第7話「コアファイター脱出せよ」で、(エンジンの)バルブが一本やられていて、(出力不足で)衛星軌道には到底乗れない、というセリフが語られている。(←けっこうマニアの人でも見逃している細かい演出)。 - 映画版パート2「哀戦士」。実はかなり長いあいだ「哀戦士」と「哀・戦士」の二つのタイトルがつかわれていた。富野監督が「哀戦士ってタイトルどうだ?!」と得意げに言ったら、「そんな日本語はない!!」と某スタッフに猛反発されたのが原因。
- その「哀戦士」。ジャブロー戦のひとこまで、アニメーターさんが遊びで、背景に隠れている部分で、
ガンダムに人間の耳を書き込んでたそうです(笑)。
耳のついてるガンダム!萌え!! - アニメーターさんの遊びといえば、ア・バオア・クー戦では(もしかしたらテレビ版だけだったかもですが)多数のモビルスーツが飛行してくるシーンで、鉄人28号などどう考えてもモビルスーツじゃないヤツが何体か混じっている…
- さて、小説版だ(笑)。小説版はあまりにもつっこみどころ満載すぎるので、ここでは、一点だけ挙げておこう。セイラさんと大人の関係(笑)になってしまったアムロ(爆)は、セイラさんに、戦場でのお守りとして、
下の毛を要求する(爆)。
もちろん、セイラさん拒絶。(カワイソー) - あと、小説版だと、
アムロ、死ぬんだよなあ。 - ガンダムの最初期のプラモはプロポーションは酷いしなぜかコアブロックが露出している最悪のキットだったがどうも当初、ナゾのキャノンが付いていたらしい。
↓これな。
どうも初期の設定にもともとこの外付けキャノンがあったようで、その設定を生かした?ジ・オリジンに登場した外付けキャノンは非常に印象的な使われ方をしております。
諸君も、ガンダムを見たまえ!それでは。
↓いいネ!と思ったら読者登録やブックマークをお願いいたします。