今あなたが知るべき西村知美’87 珠玉の名曲5選
いやコレ全然悩むとこじゃなかった、アイキャッチ画像コレしかないでしょ。コレ一択でしょ。やっぱ輝いとるよ、17歳の知美ちゃんは。
〈目次〉
前史・大怪獣とろりん東京にあらわる
西村知美、愛称・とろりん。1970年生まれ…私と同い年。
同年代でこの私より、いいかぁ、この私よりだぞ、この私よりも可愛いコがいるなんてそんなバナナ!って思いましたもん
「お前のそのむやみな自信はどっから沸いて出るんだ(´・_・`)なんだかわからないが凄い自信だな」
「人をキン肉マンみたいに言わんといて」
1984年11月。雑誌『Momoco』の美少女紹介ページ「モモコクラブ」に投稿された一枚の写真が話題騒然!んでトントン拍子にデビューすることになった彼女の、貴重なデビュー前の映像がYouTubeに。
西村知美 デビュー前「雪にかいたLOVE LETTER」1985年1月 TV海賊チャンネル - YouTube
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第一声「西村知美です」が完全に訛ってるのが 萌え。
推しを決めるぜ!
高校入学直前の私。アイドルオタだった私はひそかに、高校生になったら同年代のアイドルで今で言う”推し”を決めようと決意しておりました。
中学生からアイドルオタでしたがやはりその頃は、女性アイドルの皆さんって、年上のお姉さんなんですよ。でも高校生になったら、同年代のコがどっとアイドルデビューするはずなんでやはり同年代の親しめるコを一人”推し”にしたいなって。
なのでアイドル雑誌を目を皿のようにして見て、デビュー直前アイドルの皆さんを物色しとったわけです。その中で目をひいたのが「(上京直後なので)洗濯機が無いから、パンツは手洗い!(≧∀≦)」などとアイドルらしからぬぶっちゃけトークを披露していた、知美ちゃん。
なんて明るくて楽しそうなコなんだ!身近にいたら絶対友だちになりたい!というわけで彼女を推しに決めた次第です(`_´)ゞ
同じ頃の記事では、前年デビューの井森美幸さんがお部屋訪問企画で、落ちてた靴下を嗅いで「クセぇー!」なんてやってましたし。この辺りからぶっちゃけアイドル、バラドルというものの芽が出始めていたのではないかと思います。
レコードセールスは伸びず…
デビュー前からの人気と、映画「ドン松五郎の生活」主演デビューなど華々しく芸能活動をはじめた知美ちゃんでしたが、レコードセールスは、期待されたほどは伸びませんでしたね(´・_・`)
単純に、歌唱力の不足が原因かと。拙い歌唱力の中でそつなく歌いこなしてる器用さはあるんですけど、爆発力はなかった。そんなわけで1986年、「夢シリーズ」と銘打たれた楽曲群は、今ひとつの出来でした。私は好きですけどね!
ところがこの年最後にリリースした「16粒の角砂糖」でちょっと新しい芽が見えたというか。
夫を殺した。そして菊池桃子&西村知美の黒歴史。お題スロット「得意料理」 - 仮想通貨で100万円儲かるブログ
リンク先に書いたように、アイドルソングらしからぬエモい男性コーラスがすっげえ気持ち悪いこの曲なんですけれども、バックトラックの質は高かった。この頃から、拙い歌唱力でも歌いやすいシンプルな曲を凝ったアレンジで味つけする、という方向性が、見えてきた気がします。
西村知美名曲5選。
この方向性で1987年、あまり評価はされなかったが素晴らしい楽曲がリリースされていきました。
シンフォニーの風
とにかくリズム隊のクオリティが高く、そしてキラキラ系シンセのサウンドと、よく聴きこむとやたらエモいことに気づくギタートラックとのバランスが良い。草原を風が駆け抜けていくような、爽快感があります。
西村知美『シンフォニーの風』 - YouTube
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2コーラス目に行くと「L 角度変えれば バァァァン! ピストルに似てる」などというスパイシーなフレーズが一瞬出てきてドキリとするんですけれども、当時の歌番組では2コーラス目が流れることは、ほとんど無いですからね。
あと、サビに「目線」って言葉があるんですけど、それを「めしぇん」って発音するのが 萌え。
初めまして愛
モータウン調の軽快なリズムが楽しいこの曲。何回聴いてもアガる!
西村知美『初めまして 愛』 - YouTube
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全西村知美楽曲のうちで一番好きかもしれない。少なくとも、セカンドシングル「見えてますか、夢」B面の「ドラマ」と同じくらい、ファーストアルバム「夢色の瞬間」3曲目「きららのピアノ」と同じくらい好きだ!「って、知らんがな(´・_・`)」
ポケットに太陽
イントロと間奏が一瞬、のちに言うローファイサウンドになったりする芸が細かい曲です。夏らしいサーフサウンドっていうんですかね。
西村知美 - ポケットに太陽 (1987) - YouTube
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ひまわりをイメージした衣装が、とても可愛らしかったとですよ!
想い出の冬休み
一転極めてオーソドックスなアイドルソングに仕上がっている…と思ったら、珍しく松本隆・筒美京平の黄金コンビですね。キラキラ系シンセとシンプルな女性コーラス、ストリングスとの絡み合いで上物がとても優しい感じを出しています。
ちなみに動画のタイトルには1988年とありますが、リリース自体は1987年です。
想い出の冬休み 西村知美 1988年 - YouTube
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「先輩…(´・_・`)」とエモくささやくような声で歌うのが 萌え。
天使のゆびさき
すいません!これだけ実は次の年1988年の曲なんです!でもいい曲なんでいれちゃいました!「ゆるゆるやな(´・_・`)」
この時代のアイドルソングとしては珍しく、シタールをフィーチャーしています。この時代にありがちなパワードラムの強いリズムとのコンビネーションがこれまたエモい。ウォームでファットなベースラインが腹にきます。
西村知美 - 天使のゆびさき (1988) - YouTube
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ネット上でも、この曲を推す知美ファンは多いようです。
おまけ。
おまけ1・菊池桃子さんとの不適切な関係?
「ポケットに太陽」で夜ヒット出た時に、共演の菊池桃子さんに大はしゃぎ!
知美ちゃんはともかく桃子さんに憧れる一心で芸能界に入った方なので、その菊池桃子愛は尋常ではないのです。
そして。桃子さんときゃっきゃうふふする知美ちゃんの姿を見て、司会の芳村真理さんが大興奮!
エスとは何かというとシスターの頭文字であって実はコレ昔の「百合」の隠語なんです。芳村真理さん大好きな桃子さんを前にして暴走する知美ちゃんを見て百合や!百合や!と言ってコーフンしてたわけです。まぁ、はしたないっ
おまけ2・「きゃきゃきゃのきゃ」は黒歴史か
近年ご本人がバラエティ番組で語ったことで、黒歴史マニアや80年代アイドルオタの間で「アイドル歌手西村知美にトドメを刺した曲」として再認知された曲「きゃきゃきゃのきゃ」。
実はこれ、私は、名曲だと思ってます。前述のようにアレンジに凝った知美ソングの中でもとにかく凝りまくっています。軽快で聞き応えのある楽しいパーティー・チューンに仕上がっとるのです。
ではなんでコレが売れなかったか?
これはもうご本人の歌唱力の不足としか言いようがない(´・_・`)名曲すぎて、正直知美ちゃんの歌唱力では真価を発揮できないのです。嗚呼、もしも、知美ちゃんに山瀬まみレベルの歌唱力があったら!
何が失敗だったかというと、これまで歌唱力をちゃんと考えて歌いこなせる適切な楽曲をリリースしてきたスタッフ側の失敗、なんではないかなあ!(´・_・`)
くやしいから、動画は貼らない。
(「もう、パンツは履かない。」のイントネーションで
おまけ3・初体験の感想「マシュマロマン」
そんな知美ちゃんも1997年、元CHA-CHAの西尾拓美くんと結婚。エライなあ、と思うのは、断固として「結婚まで未体験」「彼が初めての相手」と断言し続けていること。事実がどうだったかに関わらず、元清純派アイドルとして断固としてそう言い続けるのは、私はエライと思うし、彼に対しても優しいと思う。
ところがそう言い続けて結婚したってことはある意味、芸能レポーター陣にとっては美味しいハナシです。つまり元清純派アイドルに対してですね、結婚の感想にかこつけて、
堂々と初体験の感想を聞ける
のですよ!
…結婚後の会見で、レポーターさんのひとりがおずおずと…ってことも無く割と堂々と正面から聞いたわけですよ、
「その…どうでしたか!…なんというか…初めての感想は!」
知美ちゃん表情ひとつ変えずに、言い切りました。
「んんっと…………………
マシュマロマン?」
…
…
…
…(´・_・`)
アレを「マシュマロマン」と表現する、正直うまいんだかうまくないんだか、お洒落なんだかお洒落じゃないんだかさっぱりわからん比喩で、レポーターさんたちをケムに巻いた知美ちゃんだったのでした。
おまけ4・不妊治療の果てに
不妊治療で苦しんでたのは知ってた(´・_・`)
大変そうだなあ、辛そうだなあと気を揉んでいたのですが、
気づいたら、もう娘さんがいた。
後から経緯を聞くと、不妊治療のストレスで心も体もボロボロになりもはや妊娠どころではない!という状態で泣く泣く不妊治療を辞めたところ、
ストレスがなくなって体調が回復したあげくにあっさり自然妊娠。
………よくあること、らしいです。
蛇足が長すぎた!以上です!
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