クスリで捕まったアーティストの曲が全然ちがって聴こえる件。
本日の豆知識:「Shangri-La」がヒットしたおかげで、ピエール瀧さんは、歯を治した。と、いうのはインタビュー記事内の卓球氏の発言なので、単なる冗談かもしれない。
ピエール瀧容疑者「20代からコカインや大麻を使用」:朝日新聞デジタル
正直あんまし驚きはなかったというか、あー、そうだったんだー、まあそうだろうねー。くらいの。だって考えてみてよ、30年”あのレベル”を、脳内麻薬だけで維持できるのは、むしろ単なる異常者だってば。
昔から、「Shangri-La」のPVはTrip-Highの世界として見ていました。そんなんお前だけだ!と言われるかもしれませんが、いやもうあの事件の報道を目にしてしまったあとでは、もはやそれ以外の解釈ができなくなってしまったというか。
んで最近ですと、そういう、クスリで捕まってしまったアーティストの曲が全然ちがって聴こえてしまった例はやっぱり、ASKAさんですよ。
電気グルーヴ - aska_burnishstone’s diary
「?晴天を誉めるなら夕暮れを待て?」は、タイトルだけで、めっちゃ刺さる(´・_・`)「群れ」ははじめて聴いたときとは、全く違う重みを持って、心に迫ってきます。「YAH YAH YAH」は、大ヒットしてた当時は全く思い浮かばなかった「落日」という言葉が、頭に浮かんでしまいます。
ASKA - 晴天を誉めるなら夕暮れを待て (Official Music Video)
[MV] 群れ (LIVE Ver.) / CHAGE and ASKA
[MV] YAH YAH YAH / CHAGE and ASKA - YouTube
あと、過去にクスリで捕まった大物アーティストといえば長渕剛さんが頭に浮かびます。
当時二十代だった私の身近には、2人の長渕ファンがいました。私の兄と、知り合いの十代の少年です。
まずは兄に「どう思った?」と聞いたら、「別に意外とは思わなかった」と、まるで今回のピエール瀧さんへの私の反応のようです。
「なぜなら、彼はずっと、自分の”弱さ”について歌ってきたからだ」
なるほどと唸りましたね。あの、見るからにものごっつい漢気オバケみたいなスタイルは、弱さの裏返しなのです。自分の弱さとの戦いに負けてクスリに手を出しても、さほど不思議ではないというわけです。
十代の頃からずっと、自分自身の弱さに苦しみながら彼の歌に共感してきた兄としては、今後も、彼への支持は、変わらないと。
…30年を経た「順子」の仕上がり具合をそう思いながら聴くと、その背後の凄まじい”戦いの歴史”を、勝手に感じてしまいます。ええ、そうです。”クスリで捕まったアーティスト”という色眼鏡をかけてるから、そう思ってしまうのです。
それはともかく。さすがはファン歴その時点で10年の兄、深いなー。とフムフムと得心して今度は、もう1人のファンにも聞いてみたくなりました。十代の彼は、どう受け止めたのだろうと。
彼の第一声
「騙されたぁーーーーー!((((;゚Д゚)))))))」
…
…
…
…。
いやはや、同じファンでも、受け止め方は人それぞれ全然ちがうなあ(´・_・`)と、思った出来事でした。
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