世界最古の炎上ネタ成功事例は紀元前356年。

 

紀元前356年のことです。
ヘロストラトスさんがアルテミス神殿に放火、神殿は炎上しました。

「誰やねん!」

そう、まさに誰やねんなんですが、ヘロストラトスさんはただの若い羊飼いなんだそうで。んで、なんで放火したかっていうと、
「有名になりたかった」
んだそうで(´・_・`)

捕まったヘロストラトスは放火の責任を逃れるどころか堂々と犯人であることを認め、「自分の名を不滅のものとして歴史に残すため、最も美しい神殿に火を放った」と述べた。( Wikipedia より)

当たり前ですが当時の人々は怒り心頭で。なんとしてもこのアホを歴史から抹殺してやるぞと意気込んであらゆる記録から抹消したのですが、でもこの空前の”炎上ネタ”、やっぱり、人々は後世に伝えずにはいれなかったんですよ…(´・_・`)

やっぱり…炎上ネタって、鉄板なんすね。二千年以上残ってんだもん
「って、炎上の意味、ちがうくね?(´・_・`)」

英語では「ヘロストラトスの名声」(Herostratic fame)という言い回しがあり、「どんな犠牲を払ってでも有名になる」ことを指す。

今だったら、記録抹消刑どころじゃないすね。まずはスピード出版で知られる某出版社が「緊急特集!さようならアルテミス神殿!羊飼いはなぜ火を放ったか」というムック本を出しますね。

ヘロストラトスの獄中記が争奪戦になりますわね。出獄したら印税がっぽがっぽですわ。んであとはひろゆきさんや勝間和代さんと対談本出したり、元女装AV男優さんとホテルに行ったり…「なんのハナシをしてます?(´・_・`)」

世間を騒がして知名度上げて商売うまくいってるのってなんかスッキリしませんけども。でもそれだって才覚ですからねえ。ヘロストラトスさんもその後何かを成し遂げたなんてことは何一つなくただ単に「放火した人」として後世に残ってるだけですので、要するに、ダメな人は炎上で知名度上げたところでダメなものはダメだし、成功する人はそれだけの才覚があってちゃんと社会になんらかの貢献ができたから成功するのです。

だからまあ、アイツ世間を騒がしといてまんまと成功しやがって。みたいな批判をする人は未だにいますけど、今はもう、それなりの社会貢献をなさっているんですから、許してあげましょうよ、ホリエモン。「あ、結局名前出しちゃうんだ(´・_・`)」

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